衆議院文部科学委員会の質問を終えて

本日の文科委員会で質問に立ちました。「地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案」(政府案)と「地方教育行政の組織の改革による地方教育行政の適正な運営の確保に関する法律案」(民主党・日本維新の会共同提出)の2法案についての質問です。

政府案の最大の問題は、いじめ、感染症など危機管理体制の不備が解消されていないことです。新たに設けられるのは首長と教育委員会が協議する「総合教育会議」。危機管理に対応するために導入される会議の役割は、法案の中で「事務の調整」とされています。

危機管理の鍵は「情報の一元化」と「決断」と「責任」。先伸ばしができないシビアな場面であればあるほど、決断でき、その結果に責任が取れる体制が重要になります。それは、教育の分野でも変わりません。「事務の調整」をする「総合教育会議」は危機管理には向かないと思います。

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法案とは別にもうひとつ質問したのは、東京オリンピック・パラリンピックに向けた近隣諸国に対するスポーツ支援です。オリンピック・パラリンピックで日本人アスリートが多くのメダルを獲得することは大事なことですが、これに加えて、これまでメダル獲得の少ない(あるいは全くメダルを取ることのできていない)ASEAN諸国の競技者を日本に招いて、日本の指導者が競技指導を行い、メダル獲得に貢献するような支援ができれば、間違いなく近隣諸国に日本ファンが広がります。

ちなみに、ASEAN10カ国のうち、オリンピックで金メダルを獲得したことがあるのは、インドネシア(バドミントンで6個)、タイ(ボクシングで4個、重量挙げで3個)だけです。ブルネイ、カンボジア、ラオス、ミャンマーはメダルを取ったことがありません。日本で練習を重ねたアジアのアスリートがオリンピック・パラリンピックに出場すれば、日本人も応援してくれるでしょう。競技指導にあたっては、福島をはじめとする被災地の施設を活用することも考えられます。

ASEAN諸国のオリンピックにおけるメダル数
夏季参加回数 合計
インドネシア 14 6 10 11 27
マレーシア 14 0 3 3 6
フィリピン 20 0 2 7 9
シンガポール 15 0 2 2 4
タイ 15 7 6 11 24
ブルネイ 6 0 0 0 0
ベトナム 14 0 2 0 2
ラオス 8 0 0 0 0
カンボジア 8 0 0 0 0
ミャンマー 16 0 0 0 0

下村文科大臣も前向きに取り組んでくれると答弁してくれました。東京オリンピック・パラリンピックの開催をより充実したものとし、世界の国々との交流を深めるためにも、あらゆる取り組みを前に進めていきたいと思います。

質問の様子は衆議院tvビデオライブラリでご覧いただけます。

 

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